熱分解装置 ネオソニック2000M

「NEOSONIC 2000M」は、業界初の自動攪拌機能を搭載することで、短時間(8~12時間)での炭化処理が可能となりました。
本装置は、排出されるゴミ(金属・ガラス等の無機物を除く)のほとんどを処理できる機能を有しています。装置にゴミを投入した後は、密閉されて攪拌されながら250℃程度に加温されて水分蒸発、炭化と処理が進んでいきます。高温(約800度)処理する焼却炉とは違い、密閉されているため酸素濃度が薄く燃焼することはありません。そして燃焼のための補助燃料も必要としません。その処理の過程で滅菌(無害化)、そして最大1/15程度(容積比)に減容することができます。
また、焼却炉と比較して低温での処理をするためにダイオキシンの発生がありません。そして地球温暖化ガスであるCO2排出量も約65%削減をすることができます。

コロナ禍の現状においては、使い捨てのディスポーザブル製品が多く使用され、コロナ禍以前と比較して約2倍近くまでゴミの排出量が膨れ上がっています。この装置を有効活用することにより、減容化によるゴミ排出量の大幅削減、CO2排出量削減に取り組むことにより、SDGs活動に参加できると考えています。
全国の医療機関、農業事業者、水産事業者に導入していただくことで、処理コストの削減に加えて、温暖化対策等・地球環境維持へ少しでも貢献できることを切に願っております。